1ページだけのウェブサイト、通称ペラサイト。これで稼ぐには量産が大切です。100とか200なんて普通にサクサク作っていく感覚でないといけません。
しかし、そこで問題となってくるのはドメイン代でしょう。これがバカにならない。
ここでは自分のためのメモもかねて、コスパのいいドメインをご紹介します。
自信あり・育成予定なら.comや.netを
ペラサイトといっても、中にはかなり自信のあるキーワードだったり、うまく行けば育成していきたいというサイトもあるでしょう。そんな場合はなるべく信頼性の高いドメインを取りたいものです。
ちょっと高いけれど、大手企業やSNSでも使われているドメイン。それがいい。
初年度と1年目の更新料はそれぞれこうなっています。
初年度 | 更新料 | |
---|---|---|
.com | 1,060円 | 1,480円 |
.net | 699円 | 1,480円 |
.org | 1,199円 | 1,680円 |
.biz | 1,299円 | 1,580円 |
※価格はドメイン会社、時期により変動します。
.comは定番中の定番で、プレミアが着くのもほぼこれ。かなりの割合ですでに取得されているのもこれです。
長く育てていきたいなら、.comはベストですね。
.netもかなり見た目の信頼感が高いです。A8.netのように企業が使用している例もたくさんあります。
.orgはあまり見覚えがなかったのですが、つい最近、Wikipediaが.orgだったことに気づきました。これも悪くありません。
.comはだいたいいつも1,000円ちょっとですが、他のドメインは1,000円を切る値段で売られている場合もあるので、安ければとってみるといいでしょう。ちなみにこの記事の料金は、私がいつも使っているムームードメインのものを紹介しています。
量産に使えるチープなドメイン
では、ペラサイトのままで記事追加などもしない予定のサイトにはどんなドメインがいいでしょうか? ここで注意しなければいけないのは次の年の更新料です。
1年目、取得した年は安くても、次の年にバカ高いようなドメインはあとあと出費がかさんでしまいます。
そこに注意して選んでみると……
初年度 | 更新料 | |
---|---|---|
.tokyo | 99円 | 920円 |
.link | 199円 | 1,480円 |
.club | 69円 | 1,980円 |
.info | 399円 | 1,680円 |
.click | 199円 | 2,980円 |
こんなところでしょう。
今やペラサイトで定番となりつつある.tokyoはいいですね。初年度が安いし、2年目も1,000円以下で更新できてしまうのはすばらしい。
.linkはつい最近知って使い始めたんですが、「リンク」というほとんど意味のないドメイン名なので、何にでも使いやすいです。2年目も安い。
.clubは以前から使っており、今でも値段が安いのでよく使っています。これで上位表示した経験も何度もあるので、好印象なドメインです。.infoもそこそこ安くてスマートなイメージでかなり好きです。
.clickはほとんど使ったことがなく、2年目もそんなに安いわけではありませんが、「クリック」だなんてアフィリエイターにとっては縁起がいいので、たまには使ってやってもいいでしょう。
ちょっと注意したいドメイン
一方、取るときにはちょっと注意したいのがこちらのドメイン。
初年度 | 更新料 | |
---|---|---|
.xyz | 69円 | 1,480円 |
.pw | 199円 | 2,980円 |
.asia | 499円 | 1,980円 |
.site | 69年 | 3,980円 |
.online | 99円 | 4,980円 |
これはそれぞれ、注意すべき理由が違います。
.xyzはついこの間までペラサイト量産には最適な、ど定番のドメインでした。しかし、「インデックスされにくい」「順位が上がりにくい」というウワサがあり、自分でも「そうかも」と感じているので、要注意ドメインとなりました。
「.xyzでも上がったよ」という声も多々ありますが、他にもたくさんのドメインがある中で、わざわざ疑惑含みの.xyzにこだわる必要もないでしょう。
2020/01追記:.xyzは一時期インデックスと順位の付き方に問題が見られましたが、その後、他のドメインと差が見られなくなりました。さほど毛嫌いする必要はなくなったと思います。
.pwは「インデックスされない」「順位が安定しない」と散々叩かれている要注意ドメインです。取ってはいけません。
.asiaはWhois情報に自分の個人情報が出てしまうので、これも取らない方がいいです。
.siteと.onlineは2年目がやたら高いので、更新する可能性のあるサイトには使わない方が無難。1ドメインの更新で4,000円だ5,000円だというのは高すぎます。もちろん、初年度だけで使い捨てるとか、あとでドメインを載せ替えるというのなら全然ありですが。
ドメインによって良い悪いはあるのか?
そもそもの話、ここで話題にしているトップレベルドメイン(TLD)によって、サイトの順位が上がるとか上がらないということはあるんでしょうか?
これはいくら調べても、確定的な答えが出てきません。だって、そんなことはGoogleの中の人しかわからないのだから。
.pwがだめというのは多くのアフィリエイターが書いていますが、それでもたまには.pwで上位表示してるサイトもあります。だから、絶対にだめというわけではありません。
.comはなんだか偉そうだし強そうですが、他の安いドメインに比べてSEO上の優位性があるのかといえば、それもよくわかりません。
というわけで、結局のところ「わからない」が「答え」ですから、わからなりなりに、いろんなドメインを取ってリスク分散しておいた方がいいだろうと思うのです。
まとめ
今回ここでご紹介したドメインの料金は、2018年9月2日時点でのムームードメインのお値段です。他のサイトなら値段は違うだろうし、時期によってもけっこう値段が変わりますので、ご了承ください。
いろんなドメインがありますが、今の自分のお気に入りは.info、.link、.clubです。ペラサイトにはこいつらをメインに使っていこうと思います。