「アフィリエイトで月5,000円以上稼げる人は、全体のたった5%しかいない」
よく、このように言われます。
実際にはこの数字はかなり古いらしく、アフィリエイト市場調査2017によれば16%ほどは月5,000円以上稼いでいるらしいですが、それでも少数派には違いありません。
なぜ、多くの人がアフィリエイトに取り組みながら、なかなか稼げないのか? その理由をずばり10個、ご紹介しましょう。
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理由1)正しいやり方を知らない
月並みな命題ですが、やはりこれ、「稼げる正しいやり方を知らない」せいで稼げない人がかなり多いと思われます。
私自身、最初は書店にて数冊のアフィリエイト本を買ってやっていましたが、それでは圧倒的にノウハウが不足しているのです。市販の本には、だいたい当たり障りのないことしか書かれていません。
あるいは、無料の断片的な情報だけ集めてやろうと思っても、なかなか脳内でそれらが結合していきませんので、これも難しい。あっちへふらふら、こっちへふらふらと彷徨うばかりで、進むべき方向がなかなか見出せず、時間だけが過ぎていってしまいます。
まずは教材を買うか、個人コンサルを受けるか、塾に入るかしましょう。教材ならルレアとかPRIDEとかテッパンなものがありますし、親切なトップアフィリエイターがコンサルや塾をやってくれています。それを利用するに越したことはないのです。
理由2)作業量が不足している
これも言われ尽くしたことでしょうが、しかし、真実です。作業量が不足していれば、なかなか稼ぐことはできません。
「アフィリエイトは簡単に稼げる」「空いた時間でお小遣い稼ぎしたい」という認識で参入してきますと、これはなかなか稼ぐのが難しい。月数千円、数万円といえど、ネットで稼ぐのは楽ではありません。
特に最初、0を1にするときにはエネルギーがいります。熱量がいります。「ガッ!」と取り組まねばなりません。「これでもか!」というくらいの作業をして、やっとこさ月1万、2万になると思っておいた方がいいでしょう。
理由3)キーワード選定がわかっていない
ここからは具体的な話に移りましょう。初心者でもっとも多いミス、というか認識のズレは、キーワード選定に関する部分だと思います。
キーワードとは、検索ユーザーが検索をするときに打ち込む言葉のことですが、それを「狙う」とか「選定する」という意味・感覚がわかっていない方が多い。
ペラサイトで言うと、「需要があって供給が少ないキーワード」を狙うのがセオリーですが、まずここができていない場合が多いのです。このあたりのことはなかなか市販の本に書いていないし、わからないまま進めてしまっている方が相当数いそう。
私もそうで、キーワードの考え方を知らないまま記事を書いていたことがあります。これではまぐれ当たりさえ難しい。
まずはアフィリエイト特有のキーワードの考え方を学ぶようにしましょう。
理由4)ライティングが自己流
記事の書き方、すなわちライティングに問題があるというケースもときおり見受けられます。
記事を書くとき、難しい言葉を使い過ぎてたり、自分本位の書き方をしていたり、構成が読みにくかったりすると、アクセスがあっても成約しません。
アフィリエイトの記事のライティングには、決まりはありませんが、法則(ルール)はあります。先人たちが残してくれた研究の成果があります。それをまずは学びましょう。コピーライティングとかウェブライティングの本を読んだり、他の人のサイトを読んだり、YouTubeでノウハウ動画を見つけたりして。
それから、どういう人に向かって書くのか? 何をどう書けば訪問者に伝わり、商品を買ったりサービスに申し込んでくれるのかを想像することが必須です。
理由5)技術的なミスを犯している
たとえば、こんなこともあるかもしれません。
- サイトがまったくインデックスされていない
- H1タグを空欄にしている
- アフィリエイトリンクを貼っていない
- サイトがアップロードできていない
少しでも報酬発生している方からすると「そんなことあるかいな」という事柄ですが、だれからも教わらずに独学でやっている場合、思わぬミスが発生していることもあります。
総合的な教材を買って学んだり、アフィリエイトのコミュニティに属していれば絶対にミスらないようなことでも、まるでエアーポケットに落ちるかのように、変なミスをしてしまっているかもしれない。そのせいで稼げてないという可能性もある。
「かなりがんばってるんだけどなぁ。おかしいなぁ」という場合は、だれかにサイト診断やコンサルをしてもらった方がいいかもしれません。
理由6)特定のジャンルにこだわりすぎている
これもたまに耳にします。自分が好きなジャンルにこだわりすぎて、なかなか成果が出ないというパターン。
たしかに、詳しいジャンルや案件があるというのはいいことで、それが強みになることも多いのですが、もしかしたら、そこは強豪アフィリエイターがひしめくレッドオーシャンかもしれません。
他の歴戦のアフィリエイターたちが良質な記事を追加しまくり外部SEOもほどこし、おまけに企業サイトまでもが検索上位でしのぎを削っているという戦国状態ならば、そこに初心者が突っ込んでいくのは無謀というもの。
ある程度やって戦果が得られなければ、まず一度撤退し、攻めやすいところに矛先を向け変えた方がいいかもしれません。
理由7)特定の手法にこだわりすぎている
ジャンルばかりでなく、特定の手法にこだわりすぎるのもよくありません。もしかしたら、その手法はあなたに向いていないやり方かもしれないですから。
たとえば、ズブの素人がPPCアフィリエイトをやったとしましょう。お金を出し、Googleなどに広告を出すやり方ですね。けれど、キーワードの何たるかがわかっていないのに広告を出しても、なかなかプラスの収支を得ることは難しいはずです。
よく語られるマインドセットというか、心構えとして、「まず一つの手法を徹底してやるべし」というのがありますが、これは微妙なところで、あんまり馬鹿正直になることはないのです。「これならイケそう」「向いてる気がする」という感触があれば徹底してやればいいし、「なんかダメそう」「向いてなさそう」と思ったら退けばいい。
学校時代の教育のせいでしょうか、「一度決めたらやり抜け」とか「途中で諦めるな」とか「一度逃げたら逃げグセがつく」とか、途中で何かをやめるのはとにかくダメという風潮がありますが、どんどんやめて次へ行けばいいのです。
勝手なマイルールを作って自縄自縛に陥るのは馬鹿げています。もうそろそろ、次へ行きましょうよ。
理由8)ノウハウコレクターになっている
いろいろな教材やノウハウを集めまくり、それで満足してしまって作業がでてきない。そんな人のことを、俗にノウハウコレクターといいます。
今はいい教材がたくさんあるし、無料で上質な情報を提供している方もたくさんいます。なので、勉強しているだけでもかなりの知識を身につけることができる。すると、それだけで事情通となり、詳しくなった気になって、満足してしまうパターンもあります。
しかし、それではプロ野球に詳しいファンのおやじと同じです。いくら知識があっても、自分でやってなければバットひとつまともに振れないのです。
上で書いた理由と真逆のようですが、あれこれとノウハウばかり集めるのも危険だし、稼げない。実践こそがすべてなのです。
理由9)自分で考えていない
教材や塾のおかげでちょっとは稼げた。でも、その先まったく伸びない。この場合、自分で考えていないせいかもしれません。
アフィリエイト塾では、かなりパターン化された手法を教えてくれて、その通りにやればちょっとは報酬が出るかもしれない。けれど、どんな塾といえど、教えてもらえる内容には限界があります。基本とちょっとした応用を教えてもらったら、その先は自分で考え、開拓していく必要がある。
キーワードにせよ、ライティングにせよ、抽象的・大局的な戦略にせよ、やはりある地点からは自分の足で歩いてゆかねばなりません。それができないと、ずっと低空飛行を続けるということになりかねません。
理由10)プロとしての意識が足りない
やり始めの頃はなかなか難しいと思いますが、やはりアフィリエイトに取り組むからにはプロとしての意識を持たなくてはなりません。これがないと、まったく稼げないか、伸び悩んでしまうでしょう。
いつまでもお小遣い稼ぎとか暇つぶしとかバイト感覚くらいでやっていると、「今日はめんどくさいからもうやめよう」「しばらく休んでもいっか」「なかなか成果でないしダルくなってきた」と、甘い考えに流されてしまいます。
しかし、アフィリエイトはビジネスです。立派な仕事です。インターネットというこのフロンティアにおいて、検索ユーザーに有益な情報を提供し、心を動かしていいモノ・いいサービスをお伝えするという大変有意義な営みなのです。
なので、現代における最先端のビジネスに携わるプロとしての意識を持つようにしましょう。そしたら毎日8時間くらいは平気で作業できるはず。普通の会社員だって、それくらいは働いているのだから。
……と、これは最近だらけ気味でプロ意識が希薄な自分への戒めでもあるのですが。
終わりに
以上、アフィリエイト初心者がなぜ稼げないのか、報酬が低迷するのかの理由を10個、お伝えしました。マインド的なものから具体的なものまで、稼げげない理由はさまざまですね。
せっかくパソコン一つで稼ぐ方法を知れたわけですから、これだけでも幸運です。世間には、まだまだアフィリエイトのことを認知すらできてない人だって大勢いる。アフィリエイトに出会えただけでもラッキーなのです。
このラッキーを無駄にせず、月数十万、数百万を稼ぐアフィリエイターになってやろうじゃありませんか。