去年、2019年は思索の一年でした。とりわけ前半は、社会や人生について、思いを巡らせていました。

しかし年が変わって一区切りつき、次の段階へ進むべきだという感触を得ています。というか、すでに進んでいる。

一言で言うなら、2020年は「感性で生きる」一年になります。

2019年の総括

一昨年、2018年の末、私はこんな記事を書きました。

この記事は表面上、アフィリエイトの手法について述べています。が、実際にはもっと広く、世の中の捉え方やライフスタイルまでをも含めた「納得」を、私は求めていました。

そのために思考していたのが2019年の前半でした。

その結果得られたいくつかの洞察を総括しておきます。

1)お金に価値を置く必要はない

去年はお金についてよく考えましたが、いくら繰り返し考えても、お金はこの先重要な意味を持たないという結論になりました。

現在の日本人の生活を見ると、お金は以前に比べて有用性を失っています。実質的にはお金の価値が下がっています。この傾向は今後も続くでしょう。

短期的にお金が必要になる場面はありましょうが、少なくとも、お金を軸として人生を捉えると将来的には必ず重大な失敗に直面するはずです。それは狂ったコンパスに従って未開の地を進むようなものだからです。

ただし、この話は共感が得られないのも事実です。大多数の人はまだ、お金が人生において重要であり、現実的なものだと思っていますから。

これについて広く同意を得ることは一旦諦めることにしました。

2)競争から外れる

多くの人が参加する競争から外れること、群衆から抜け出すこと。これも去年考えた中で決定されたことです。

かつて私が参加した競争に、偏差値・学歴競争があります。これは日本人の大半が、しかもたいていの世代が経験している典型的な競争であり、競争の原体験でもあります。

しかし、大人になった今、この種の競争に再び参加したくはありません。

もう飽きたから――という面もありますが、結局、多くの人が参加するその種の競争は過当競争となり、消耗するばかりだからです。

ネットビジネスの世界では「月収7桁達成」とか「フォロワー○万人獲得」などと喧しい競争が行われていますが、その光景は難関大学合格をめざす予備校のそれに酷似しています。

この競争に参加した人が100人いるとすれば、十年後には数人が金持ちになり、残り90人以上が敗者となるのはほぼ確実です。偏差値なり年収なりの単一の評価軸で競争をすれば、ごく一握りの勝者と多数の敗者が生まれる。これは必然的な帰結です。

だから、この競争からは早々に抜け出す必要があります。

私はよく乗っかっているフリをしますが、そこに重心を置くことは金輪際ないでしょう。

詳しくはこちらの記事をご参照ください。

2020年の抱負

以上のように、2019年には重要な問題について納得のいく結論を得ることができました。それらを踏まえ、2020年はこんな方針で生きていきたい。

1)無駄にものを考えない

2019年はネットビジネスの状況も目まぐるしく変わり、生き方や働き方について再考・熟考を迫られました。

しかし、ある程度の段階で私の思索も煮詰まってきました。すべて詳らかになったわけではないけれど、一通り考えるべきことは考え、上記のような結論にも達した。

ここからは、それを土台として行動に比重をおくべきだと感じています。

すでにある時期から私の思考は循環に入っていて、実質的な進歩はなくなっています。つまり、無駄に考えるだけになっている。これを止める。

私はこれを「内面のおしゃべり」と呼んでいますが、頭の中でああだこうだと、あてどなく考えることを止めにします。

2)感性で決断する

無駄に思考することを止めると同時に、感性で決断する。これも2020年から実践していきたい。

たしかに、理屈で考えることは非常に重要で、それはこれからも変わらないでしょう。

しかし、論理だけでは行き詰まる場面もある。また、データ収集と時間にリソースをかければ合理的な結論が得られるにしても、むしろ、感性でバッと決めてしまって、時間と労力を削減した方がいい場面もある。

というか、現在はそっちの方が多い。

今年からは論理に拘泥することなく、なるべくはやく見切りをつけ、感性優先で行動することにいたします。

3)いい本を読む

いきなり具体的になりますが、2020年からは本をたくさん読みたい。それも、骨のあるいい本を。

ネットの世界ではビジネス書や自己啓発書ばかりが取り沙汰されますが、あんなものはレッドブルのようなものです。いっときの清涼感とエネルギーは得られますが、その持続時間は短い。

そうではなく、真に血肉となるのは時代を経て熟成された古典であり、深い教養や緻密な取材に裏打ちされた書物です。そういった良書を読んでいきたい。

具体的な目標

2020年、具体的にやることは昨年とさほど変わりません。

  • YouTubeチャンネルの運営
  • サイトアフィリエイト
  • 教材や特典の制作

しかし、いずれにせよただビジネスのためだけにやるのではなく、たとえば教養系・哲学系の動画を出してみたり、自分の実体験を色濃く反映したウェブサイトを作成したりなど、個人の趣味や好きなものを軸としてやっていきたい。

今年2020年からは、本格的に「好き」と「仕事」が不可分なものとなっていくことでしょう。

もしここで勝者と敗者が分かれるとしたら、その差は才能でも努力でも作業量でもなく、「好き」と「仕事」をうまくアウフヘーベンできるかどうか。一重にここにかかってくると思います。