私はもう1年と9ヶ月ほどアフィリエイトをやってきて、ペラサイト量産を基本スタイルとしてきました。最近はそこからの脱却を図ろうとしていますが、まだ収益のほとんどはペラサイトです。被リンクなしの、ホワイトハットSEOです。

しかし、このペラサイト手法には実はとんでもない副作用といいますか、落とし穴があることに気づいてしまいました。知りたい人だけ、ごらんください。

ホワイトのペラサイトは安定している

まずは、先にペラサイトのいいところを指摘しておきましょう。たとえばこんなところ。

  • Googleからのペナルティがない
  • 通常時でも順位変動が少ない
  • ライバルがあとから現れにくい
  • リスク分散ができる

もともとニッチなキーワード、穴場なところを攻めているわけなので、順位がアップダウンすることは少ないし、あとからライバルと抜きつ抜かれつとバトルとなることも少ないわけです。安定しています。

1ドメイン1テーマ1サイトですから、リスク分散は限りなくできている。1サイトどうにかなっても、さほど痛くありません。

ただし、弱点としてはドメイン・パワーがつかないので、ライバルの強いところではまったく太刀打ちできず、ニッチなところしか狙えないということがあります。これは仕方ありません。

でも、ここで言いたい「副作用」というのはもっと別のことなのです。

アフィリエイトには仮説と検証(フィードバック)が必須

ペラサイトを作っていくときには、ただの量産ではいけません。常に、「こうしたらどうだろう」「ああしたらうまくいくんじゃないか」という予想=仮説を立てて、それがどうなったのか検証していく、このサイクルが必要です。

こうすることで、だんだんとキーワード選定がうまくなっていくのですね。

「この手のキーワードで作ったら20位か。じゃあ、次はもっとライバルが弱いところにしよう」
「これで3位になれるのか。じゃあ、あの商品でも上位いいけるかもな」

などと考えて、ちょっとずつ進歩して、ペラサイトのキーワード選定のレベルを上げていくことになります。

つまり、ペラサイトをやっていると、ニッチなキーワード選定については経験値が蓄積されていくのです。

が、ペラサイト量産ばかりだと、これ以外の経験値というのがあまり蓄積されていきません。これが、ペラサイトの副作用です。

ペラサイト量産では得られないもの

たとえば、次の様な経験はホワイトのペラサイトでは得られません。

  • 何記事入れればサイトがどれくらい上がるのか
  • 被リンクのつけ方と順位の上がり方
  • ブラックSEOを行なった場合のペナルティの有無
  • 内部リンクの重要性

他にもいっぱいありますが、つまり、内部外部のSEOの多くや、複数記事を育てていくときの経験値というのは、いくらペラサイトだけやっていても手に入れられないのです。

たしかに、ペラサイトにはいい面が多い。いろんな商品のことを知れるし、無数のキーワードに目がいくし、一記事でどのくらい順位が上がるかもわかる。けど、それ以外のかなり多くの要素がそぎ落とされているために、得られる経験値が限られてくる。

そのそぎ落とされた部分というのが、アフィリエイトにおいてはけっこう大事なんじゃないかと思うのです。

やってないことは話を聞いてもわからない

私はほとんどペラサイトしかやっていなかったので、複数ページをやっている人の話というのはあまり理解できていませんでした。

何というか、理解できてるつもりにはなっても、手応えまでは共有できていなかったのです。

「やっぱり商品選定が大事だなって、最近思うんですよ。どうですか、清水さん?」

とか言われても、「まあ、そうですかねぇ」とか言ってて、ぼんやりしてました。

ペラサイトを量産するという前提だと、たしかに商品選定も大事だけど、「空いてるキーワードがあるかどうか」がもっとも大事なポイントなので、なんだかズレた感覚しか持てないのです。

でもおそらく、その人が言ってたことというのは「稼げる商品でサイトを作らないと、たとえ上位表示してもあんまり売れず、効率が悪い」とか、そういう別の含みがあったのでしょう。たぶん。

経験値がないと、わかったような気になっていて、実は全然誤解してることも多そうです。今もおそらく、私は多くのことをわかったような気になっているだけなのです。

「どのレベルの話なのか」を考えるべし

たとえば、たまに聞くのは「バナーの色を変えたら売上が◯十万円も上がった」とか「たった1行入れるだけで成約が◯%増えた」とかいう話。

しかし、想像するに、この手の話というのはそもそも売上が月何百万とか何千万ある場合の話で、そこらの中小アフィリエイターにはそんなに関係ないんです。まして、ペラサイトだったらバナーの色とかほぼどうでもいいはず。

自分のやってることとはまったく前提が違う話を、さも大事かのように捉えて、細かい部分にこだわるのは意味がありません。だったら、とにかく手を動かした方がいい。

コピーライティングも大事だけれど、商標キーワードのペラだけやってるのだったら、はたしてどれだけ意味があるでしょうか。

経験値がないと理解できないことというのはたぶんいっぱいあります。誰かにとって超重要なことでも、自分にはその意味がわからないこともある。そもそも重要でないこともあるのです。

経験を求めて次のステップへ

あんまり話がまとまっていませんが、つまりは、ペラサイトで得られない経験を求めていこうって話です。私の場合はもう800サイト以上作ったから、ホワイトのペラ量産でできることはあらかたやったような気がしています。

その方向でさらに先へ進むよりも、ここはちょっと方向転換して、別の道を開拓していこうと思っています。そして、これまで等閑に付してきた中規模・大規模サイトでのフィードバックを得ていこうかなと思っています。その方が絶対、得られる経験値はでかい。

そのために、現在ルレアプラスという教材を買って勉強中です。正直、ものすごく勉強になるし、いろんなアイデアが湧いてきて、脳内ではすでに月収100万を稼いだような気分になっています。

ルレアでしっかりと成果が出たら、もっと細かい部分までご報告いたします。

補足:ペラをdisってるわけじゃない

ちなみに「ペラサイトがだめ」とか「複数ページの方がいい」ということを言っているのではありません。タイトルの「後悔」「絶望」っていうのもただ「目立つかなー」と思って書いてみただけです。

ペラサイトも、上に書いた通り、はやめにいろんな商品・キーワードを勉強できたり、リスク分散できたり、いい面はいっぱいある。序盤にやるんだったらかなりいい手法ではないでしょうか。

けれど、「仮説と検証」「フィードバック」「経験値」という観点から見ると、ペラサイト量産だけじゃ得られないものも実はあるんですよ、長くアフィリをやってくならそれはけっこうなデメリットですよ、ということを言いたかったのです。